リベルタドーレス杯決勝トーナメント組み合わせ抽選が行われる
長年欧州で活躍したロビーニョも、アトレチコ・ミネイロの一員として、
リベルタドーレス杯制覇を目指して戦っている。
(Bruno Cantini / Atlético-MG)
南米ナンバーワンクラブを決める戦いリベルタドーレス杯は、一次リーグが終了し、ベスト16が出そろった。
ブラジルから5チーム、アルゼンチンから4チームがベスト16に残っており、14日には決勝トーナメントの組み合わせ抽選が行われた。
グァラニー(パラグアイ)xリーベル・プレート(アルゼンチン)
ホルヘ・ウィルステルマン(ボリビア)xアトレチコ・ミネイロ(ブラジル)
エメレク(エクアドル)xサンロレンソ(アルゼンチン)
ザ・ストロンゲスト(ボリビア)xラヌース(アルゼンチン)
アトレチコ・パラナエンセ(ブラジル)xサントスFC(ブラジル)
バルセロナ・デ・グアヤキル(エクアドル)xパルメイラス(ブラジル)
ナシオナル(ウルグアイ)xボタフォゴ(ブラジル)
ゴドイ・クルス(アルゼンチン)xグレミオ(ブラジル)
アルゼンチンのチームがトーナメント片側の山に、ブラジルのチームがもう片方の山に偏ったため、決勝でアルゼンチンxブラジルが実現する可能性が高い。ちなみに筆者の予想する決勝カードは、リーベル・プレートxグレミオだ。
ブラジル5チームの内、リーグ戦でも好調を維持しているのは2位のグレミオのみで、パルメイラス(15位)やアトレチコ・ミネイロ(17位)などは下位に沈んでいる。今後は週末のブラジレイロン(リーグ戦)と平日のリベルタドーレス、どちらを優先するか難しい判断を迫られそうだ。2013年にアトレチコ・ミネイロが優勝を果たして以来、3大会連続で決勝にも進めていないブラジル勢の奮起に期待したい。
片やアルゼンチンは、今年から国内のサッカーカレンダーを変更しているため、16強戦が国内リーグのオフシーズンに当たってしまう可能性も出ている。
翌日南米サッカー連盟(CONMEBOL)は、来年のリベルタドーレス杯から、決勝戦を現在のホームアンドアウェイ2回戦制から、UEFAチャンピオンズリーグと同様に、一回戦制とする構想があることを明らかにした。
開催地はリオが有力で、ペルーのリマも立候補している。
決勝戦一回戦制と開催地に関しては年末の理事会で結果が出る見込みだ。