コパ・アメリカ 組み合わせ抽選会
(Lucas Figueiredo/CBF)
アジアカップも真っただ中だが、6月開催のコパ・アメリカの組み合わせ抽選会も24日に行われ、日本の対戦相手が決まった。
C組に入った日本はウルグアイ、チリ、エクアドルと同組になり、対戦順は
6/17 20:00 チリ (サンパウロ/モルンビ)
6/20 20:00 ウルグアイ (ポルトアレグレ)
6/24 20:00 エクアドル (ベロ・オリゾンテ)
となった。 第1ポットの中では一番与しやすいウルグアイ、第2ポットの中では2番目に強いチリ、第4ポットの中では一番強いエクアドルと、まあ文句を言えない難易度
なにより、確率3分の2だった、サンパウロ開催試合が当たったのが嬉しい。さらには、6/20は聖体祭。カトリックの祝日で、僕の住んでいるサンパウロから飛行機で日帰りできなくもない。会場のポルトアレグレはウルグアイに近く、敵サポーターに囲まれての観戦は興奮しそうだ。
日本から観戦に来る人へのアドバイスは、「6月は寒いから気を付けて」だ。特にポルトアレグレは最高平均20度最低平均10度と、厚手の上着が必要だ。
あとは、「6月は陽が沈むのが早い」。南半球は北半球と真逆で、6月20日前後が冬至になり、大会期間中は、18時前には日没だ。
日本の試合は全て20時キックオフで、試合は22時に終わるけど、ホテルに帰る手段はやはりタクシーがベター。国際大会で外国人のファン向けに特別な輸送体制を敷いてくれるのかは未知数だ。
例えば、僕も確実に行くサンパウロでのチリ戦、スタジアム近くには最近地下鉄(4号線 São Paulo-Morumbi駅)が通ったが、それでもスタジアムと駅の距離は徒歩20分ほど、22時を過ぎてテクテク歩いて果たして大丈夫なのか? スタジアム、地下鉄間は一本道でルートの治安は悪くないけど、夜中は分からない。
ただ、ブラジルで危ないのは人気(ひとけ)のないところ。何万人が歩いているような道は大丈夫な気もする。騎馬警官や、ライフル持った警官もそこら中に出るだろうし。
日本代表のことを少し触れると、日本は昨年の親善試合でウルグアイにも勝っているし、C組で2位以内に入り決勝トーナメントに進む可能性は十分ある。ましてやこの大会は3位でも3分の2の確率で決勝トーナメントに残れるのだ。グループを2位で抜ければまたサンパウロ、しかもその時はモルンビより遥かに近代的で、サッカー専用だから見やすくて、アクセスも良いアレーナ・コリンチャンスだ。 日程や所属クラブとの交渉など、難しい面もあるだろうけど、なんとかベストに近いメンバーで来てもらいたい。