サントスFCドリヴァウ・ジュニオール監督が解任。後任にはクルピの名が浮上
ドリヴァウ・ジュニオール監督(Robson Fernandjes ALLSPORTS)
サントスFCのドリヴァウ・ジュニオール監督が、ブラジレイロン第4節コリンチャンス戦に敗れた翌4日に解任されてしまった。
同監督は2015年の7月初めにサントスFCの指揮をとり始めて以来、その年のブラジル杯準優勝、2016年のサンパウロ州選手権優勝、全国選手権では準優勝と、チーム成績の安定度ではナンバーワンの監督だった。
監督の平均在任期間が5カ月と短いブラジルでは異例の、2年近くの任期を誇った同監督の退任のニュースは衝撃と共に受け止められた。
何しろ、今年のブラジル杯でも8強に、リベルタドーレス杯でも16強に残っているのだ。リーグ戦は1勝3敗とはいえ、まだ始まったばかり、今年は主力の怪我の他に、昨年まで活躍していたリカルド・オリヴェイラやヴィトール・ブエノの不調など、同情の余地は充分あったのに。
今回の解任発表は、3日のコリンチャンス戦に敗れた翌日のことだった。それほどまでにクラシコの結果は重いのか、、、と言ってもクラシコは年に10戦近くあり、負けるたびに監督を代えていたら監督が何人いても足りないのだが。
なお、後任として、コーチングスタッフだった元ブラジル代表のエラーノが暫定的に指揮をとる。次の監督には日本でもお馴染み、元セレッソ大阪の監督レヴィー・クルピが有力視されている。クルピは昨年11月にフルミネンセを退任してからフリーだ。