ブラジルサッカー便り 

2014年よりブラジル、サンパウロ在住、サッカー大好きです。

ガッカリ! リオの宿を抑えた翌日に土曜予定だったボタフォゴxコリンチャンスが、月曜に変更

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今年見に行った、コリンチャンスのアウェイゲームのチケット

 

 「コリンチャンスと共に生きたい」とブラジルで生活し始めて4年目。日本ではほぼあり得ないが、ここではなかなか解消されないのが、「アウェイ試合観戦の難しさ」だ。

 僕は、日本にいたころは主に東京に住みつつ、名古屋グランパスを応援していた。Jリーグの試合日程はかなり前から決まっているし、キックオフ時間やスタジアムが変更になることもほとんどない。チケットだって、そこら中にあるコンビニで日本中の試合のチケットが1カ月以上前から買える。

 これがブラジルになると、試合日程が決まるのが早くても2カ月前、キックオフ時間や、スタジアムの直前の変更もしょっちゅうで、チケットの購入方法も複雑(特にアウェイ、特にコリンチャンス)だ。

 今年初のアウェイ観戦、7月23日のフルミネンセ戦でのチケット確保難しさはここに書いたのでご覧いただきたい。

kimio-ido.hatenablog.com   

 続いて10月1日、ミネイロンでのクルゼイロ戦もチケット確保に散々苦労させられた。クルゼイロはこの試合の3日前にブラジル杯の決勝を戦っており、その日までは、公式サイトを見てもそのことばかり。せめてブラジル杯の翌日にはコリンチャンス戦のアウェイチケット情報がでるかと思っていたが、公式サイトにもでなかったのだ。

 なんとか同じコリンチアーノの友人の「俺のコリンチャンス関係者の友人がアウェイチケットを取りまとめてる。金は俺が立て替えてやるから申し込むか?」の言葉を信じ、チケットを持たずにベロオリゾンチ(BH)に行くことになった。試合前日にBHにつくもその日には確保できなかった。「試合当日にどうすればいいか教える」と言われてしまった。 結局試合当日の昼、「ミネイロンの隣の体育館、ミネイロンジーニョに行け、そこで黒のバスを探せ」と言われた。 「ミネイロンの隣」と言ってもかなり離れている。コリンチアーノは大勢集まるし、ブラジルでも過激なサポーターだと警戒されているので、特別な警備体制が敷かれていた。最終的にはチケットは確保できたのだが、ギリギリまで大きなストレスがかかった。

 極めつけは今、これを書いている10月21日に開催されるはずだった30節ボタフォゴ戦だ。当初この試合は、10月21日(土)の19時、リオ五輪の陸上競技が行われたスタジアム、エンジェニャォンでの開催だと発表されていた。 僕は試合の2週間前に、リオ行きのバスと、土曜の宿を抑えた。しかしその3日後、試合が23日(月)20時に変更されてしまったのだ。日曜に変更なら観戦することもできたのに、よりによって月曜開催。CBFはその理由を、「TV放送の関係で、週末開催の時は毎節1試合を月曜にしている。月曜に試合を行うことはチケット収益的にもホームチームに不利となるので、各チームはその不利益を分担しなくてはならない。 ボタフォゴはまだそれがなかったので、今回月曜に回ってもらうことにした」などとシレっと説明した。そんなん9月に日程発表した時に気づけよ!  
と言うわけで、泣く泣くバスも宿もキャンセルし、サンパウロで拗ねている。なお、キャンセルの利かない格安航空券でも取ってしまったのだろう。友人がコパカバーナビーチでヤケカイピリーニャをあおっている写真をSNSに載せていた。